


神前式は、神殿にて行われる日本古来の伝統的な結婚式です。
新郎新婦、両家の親族一同が顔を合わせ、神前にふたりが結ばれたことを奉告し、感謝とともにこれからのご加護を祈ります。
盃を重ねることによって「家と家」の固い絆を結ぶ「三献の儀(さんこんのぎ)」や玉串にふたりの心を乗せて神に捧げる「玉串拝礼 (たまぐしはいれい)」など、神社の伝統にのっとった格式高い儀礼の数々は、家と家が結びつくこと、親族一同の前で神様に結婚を誓う神聖なる儀式であることを確認させてくれます。
昨今さまざまな挙式スタイルが確立する中、日本古来の伝統を重んじる厳かな神前式が見直されています。
清らかで神秘的、格調高く凛(りん)とした伝統美に、喜びと幸せを一層輝かせ、夫婦としての自覚をもち、いつまでも色褪せぬ記憶と共に人生を歩む誓いをたてましょう。
神前式のご案内
心に残るお二人の神前結婚式を季節折々の花が咲く武蔵第六天神社で挙げませんか。
社殿見学は随時行っておりますので、お気軽にご来社ください。声をかけて頂ければ、社殿の中にご案内致します。
挙式料 | 50,000円より ※ 親族控室料・御守等授与品含む |
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挙式衣裳条件 | 和洋装平服可 |
挙式参列人数 | 2名~40名まで(友人可) |
雅楽 | 要相談 |
宴会場紹介 | 可 |
写真業者紹介 | 可 |
衣裳着付け業者紹介 | 可 |
駐車場 | 有 20台 |


結婚の儀を告げる雅楽が演奏される中、斎主・巫女に先導された“花嫁行列”が本殿・御社殿まで進みます。

斎主、新郎新婦、仲人、親、親族が入場します。神社では楽人が先頭で、神前に向かい右側に新郎、左側に新婦が座ります。

神前にて御婚儀の神事を行うにあたり、ご新郎様ご新婦様並びに御両家の参列者をお清めのためお祓いします。

夫婦となりますことを神様に感謝し、これからは助け合い、仲睦まじく暮らせるよう御祈願します。

『三三九度の盃』の儀式です。
ご新郎様ご新婦様が三つの盃を交互に酌み交わし、夫婦としての契りを結びます。

ご新郎様ご新婦様が永遠の契りを神様に誓う儀式です。神様へ誓いのことばを読み上げます。

お互いの指輪を交換し、永遠の契りを約束します。

ご新郎様ご新婦様が神前に玉串を奉り、神様の御神徳を授かります。

御両家の代表の玉串拝礼にあわせて、ご参列の皆様全員が、新郎新婦のご多幸をお参りします。

ご新郎様ご新婦様を通して新しくご親族となられる皆様で盃を酌み交わすことにより、親族としての絆を深める儀式です。

斎主が、結婚の儀が滞りなく終了したことを報告します。

斎主、新郎新婦、仲人、親、親族が退場します。


玉串(たまぐし)とは、冬でも青々とした葉が茂り、神さまが宿るとされる榊(さかき)の枝に、紙垂(しで)という白い紙を結びつけたものです。
枝元を右手、葉先を左手にして胸の高さで受け取ります→玉串を立て、左手を下ろして両手で根元を持ち、祈念します→
右手を離して、玉串を下から支えます→玉串を時計回りに回し、根元を神様に向けて、案上に捧げます→その後に、二拝二拍手一拝の作法でお参りします